かなり高度な文明を持ちながら、あえて文字を持とうとしなかった
文化、文明があった。
ケルト、縄文、アイヌ、邪馬台国、インカ帝国................
今の常識で考えれば、不便、不利、この上無いのですが。
これらの文化、文明では、文字の代わりに口承文化による物語によって
人々に代々語り継がれた。
文字は、記録や数字と言った、誰が見ても同じように捉えられる事柄を伝えるには
適しているが、
枝葉では無く、全体としてどうみるべきか?という認識を伝えるのには適していないという。
口承の物語、音楽、絵画などのように、言葉では表現できない内容は、受け手も想像力を
働かせていかなければ成立しない、相互交流のものであり
一方、文字によって伝えられるのは、一方的に伝達られるものであると。
文字をもつ事で、そうした想像力の退化や相互性の欠如を恐れた結果なのかも
しれません。
文字によって書かれた事を残せる便利さはありますが。
残されて良い事ばかりではありません。
早くから、文字を作り、使い始めた文明に限って、古くから長年戦争に明け暮れた
歴史が多いのも事実。
文字を書きとめる事は、記憶を書きとめ、後々まで残す事。
ホ・オポノポノでは、記憶をクリーニングする事の重要性を説いてますが
文字と同様にそういう事なのかもしれません。
ホ・オポノポノを生み出したハワイ、
ハワイ人が元来文字を持たなかったのもそういう事を知っていたのではないでしょうか?
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