2014年01月18日

「イランカラプテ」キャンペーン

「イランカラプテ」はアイヌの人々のあいさつで、「こんにちは」という意味。

関心が高まりつつある、アイヌ文化の普及啓発をより一層推進するため、
平成25年度から平成27年度の3年間を重点期間としたキャンペーンが
「イランカラプテ」キャンペーン

こちらの「イランカラプテ」キャンペーン動画でアイヌ文化が簡潔に説明されています。

サポーター企業の中には、イーオン、サッポロビール、JTB北海道、三井物産等の会社も
名を連ねていて、その意気込みの強さが感じられます。

北海道の観光PRも兼ねてという皮算用もありそうですが、こうしてアイヌ文化が過去に
無い程注目を浴びている背景には、現代人が抱える心の空虚感を埋めるべく、ありと
あらゆる物が探し出され、ついに過去見向きもされなかったアイヌ文化ですら、救い
の対象とされる程、人々の悩みが深刻なような気がします。




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posted by うに at 22:11 | Comment(0) | アイヌ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アイヌからの学び

先住民族アイヌの特徴としてあげられるものは

・狩猟だけで糧を得る
・定住する
・文字を持たない
・国家のような大きな集団を作らない
・きわめて高度な論理的思考を有す

何故このような特徴を持ったのか、その考え方から現代人が学べる事は
多そうです。


彼らの考え方は....................

●人間の数は、得られる食糧の量で決まる。
 畑を耕したり、家畜を飼うことで、より多くの食べ物は手に入るが、
 それで人間が増えたとて、人間の数と人生の幸福とは比例しない。
 かえって争いが増え、面倒な事になるだけである。
 我々は、この大自然が与えてくれる食物の量の範囲内で生活していこう。

●もし、自分達の住んでいる所で、食べ物が取れなくなったからといって、
 別の場所へ移動すれば、そこの住人と争いが起こるであろう。
 そこの食料はその土地の人々の物だ。
 だから苦しくも何とか知恵を絞り、危機を乗り越えよう。
 狩猟だから移動しなければならないという事は無い。
 我々は、定住する事を選ぶ。

●人間の集団が、醜悪になるのは、文化の発達や人間の増加、そして文字を使い、
 貨幣を使い始めるから。
 人生にとって本当に大切な事は、文字が無くても伝える事が出来る。
 お金が無くとも取引は出来る。物々交換の範囲でとどめておくのが賢明だ。
 部落を取りまとめる為に、酋長のような存在は必要だが大きな権力を持つ人物
 は、無用な問題の元になるから不要である。



現代社会の常識からすれば、理想論、夢物語と片づけられそうですが。
この生き方で20万人とも推定されるアイヌ民族は北海道で2000年もの間、
大きな戦争も飢饉も無く、身分制度による差別もない、理想的で平和な
社会を維持出来たと。

いわば心優しい、人間らしい人生を送れる社会。

先進国と言われる(言われた)国々のほとんどが、略奪と搾取によって
潤ったものの、そこに心の平安は無く、常に争いや経済変動に翻弄された
歴史でした。

今の時代に、アイヌのような思想の生活をするのは難しいけれど
こうした考えがあるのだ、という事を頭にいれて、改めて今の世を
見回すだけでも、少しは心の安らぎが感じられる気がします。




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posted by うに at 10:04 | Comment(2) | アイヌ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月17日

アイヌと癒し

近代、現代にかけて輝かしい技術的、産業的、文化的繁栄を誇ってきた
欧米諸国。

その先進国に征服された世界各地の先住民達。

戦ではかなわなかったが、では果たして彼らは劣っていたのか?


経済的には豊かに繁栄したものの、経済的繁栄が必ずしも人々の幸せに繋がったとは
言えず、まるで畑を食い尽くすイナゴの如く、財を漁り、その欲求は止むことを知らず。

今や閉塞感と虚無感にさいなまれ、大自然と調和の取れた精神的豊かさを謳歌していた
先住民達の精神文化から、何かを学び取ろうという動きも起きて来ている。

中でも、私的に興味深いのが、

●欧州からの入植者に土地を追われたネイティブ・アメリカン(インディアン)
●古来ヨーロッパに広く住んでいたものの、ローマ帝国に敗れ、現アイルランド、
 スコットランド、スペイン ガリシア地方など、ごく一部にしか生き残れなかった
 ケルト民族
●イギリスとフランスが領有を宣言し、最終的には米国に乗っ取られたハワイのハワイ人



ネイティブ・アメリカンの持つ独特の精神文化は世界から注目を集めていますし

転生輪廻を信じるなど、西洋にありながら東洋的考えも持つケルト人、そして
ケルト人の末裔であるアイルランド人の逆境に負けないポジティブなアイルランド魂は
く評価され、

世界中から注目を浴びている、ホ・オポノポノを生み出したハワイも、元々は
万物に宿る精霊、八百万の神々が信仰されていました。

この3民族の共通点として、
自然界の万物に神々が宿ると信じ、自然と見事に調和した世界観。
そして古来、元々は文字を(あえて)持たない民族というがあります。



そして、ここ日本の先住民であるアイヌ民族も同じように八百万の神々
を信じ、文字を持たなかったのです。

ホ・オポノポノのように体系化されたものではなくとも、アイヌ文化からも、
行き詰まった今の現代人の心の癒しになる何かを見つける事が出来るのでは?
と私は最近とても注目しています。





2008年6月6日、国会において「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」
が全会一致で決定されて以来、少しずつではあるようですが、アイヌ文化に対する
注目や動きが高まっているようです。

その数が正確に把握出来ず、多少なりともアイヌの血を引く人々が果たしてどれだけ
いるのか?
アイヌに対する迫害の厳しさ、そして不用意な争いを好まない民族性もあり、その多くが
アイヌである事をひた隠ししていて、本州、特に関西には多くのアイヌの血を引く
人々が多く住んでいるらしいです。

しかし、2008年の決議の影響か、あえてアイヌである事をカミングアウトし、
その血筋&文化に誇りを持とうという人々も現れています。

私と同じように、アイヌの文化、世界観の中に現代人の心の安らぎを見つけようと
する人は既に現れていて、今後が楽しみです。




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posted by うに at 16:42 | Comment(0) | アイヌ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする