・狩猟だけで糧を得る
・定住する
・文字を持たない
・国家のような大きな集団を作らない
・きわめて高度な論理的思考を有す
何故このような特徴を持ったのか、その考え方から現代人が学べる事は
多そうです。
彼らの考え方は....................
●人間の数は、得られる食糧の量で決まる。
畑を耕したり、家畜を飼うことで、より多くの食べ物は手に入るが、
それで人間が増えたとて、人間の数と人生の幸福とは比例しない。
かえって争いが増え、面倒な事になるだけである。
我々は、この大自然が与えてくれる食物の量の範囲内で生活していこう。
●もし、自分達の住んでいる所で、食べ物が取れなくなったからといって、
別の場所へ移動すれば、そこの住人と争いが起こるであろう。
そこの食料はその土地の人々の物だ。
だから苦しくも何とか知恵を絞り、危機を乗り越えよう。
狩猟だから移動しなければならないという事は無い。
我々は、定住する事を選ぶ。
●人間の集団が、醜悪になるのは、文化の発達や人間の増加、そして文字を使い、
貨幣を使い始めるから。
人生にとって本当に大切な事は、文字が無くても伝える事が出来る。
お金が無くとも取引は出来る。物々交換の範囲でとどめておくのが賢明だ。
部落を取りまとめる為に、酋長のような存在は必要だが大きな権力を持つ人物
は、無用な問題の元になるから不要である。
現代社会の常識からすれば、理想論、夢物語と片づけられそうですが。
この生き方で20万人とも推定されるアイヌ民族は北海道で2000年もの間、
大きな戦争も飢饉も無く、身分制度による差別もない、理想的で平和な
社会を維持出来たと。
いわば心優しい、人間らしい人生を送れる社会。
先進国と言われる(言われた)国々のほとんどが、略奪と搾取によって
潤ったものの、そこに心の平安は無く、常に争いや経済変動に翻弄された
歴史でした。
今の時代に、アイヌのような思想の生活をするのは難しいけれど
こうした考えがあるのだ、という事を頭にいれて、改めて今の世を
見回すだけでも、少しは心の安らぎが感じられる気がします。
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【アイヌの最新記事】
沢山勉強したが全く身につかなかった。
そのことをモーナに話すと、
「あなたは昔 アイヌと何かあったわね」
と言われたそう。
KR女史は自分は昔 支配する側だった、
というような事も言っています。
お金や土地(不動産業)の執着も半端ないですよね。(笑)
アイヌとは素晴らしい民族ですね。
なるほど、そのお話からすれば、KR女史の
前世はアイヌ民族を迫害した和人かもしれませんね(笑)
山や川、平原などにもそれぞれ神がいて、土地を
『所有する』という概念が無かったアイヌ達は
姑息な和人達に土地を奪われてしまいましたから。
>お金や土地(不動産業)の執着も半端ないですよね。(笑)
確かにそうですね(笑)
5000坪もの土地に住んでいるのなら、せめて
その一部だけでも、ホ・オポノポノ実践者に
開放して有効活用するくらいの度量があっても
良さそうなものですよね。