2014年03月31日

やはり、リラックスが一番


どんな事でもそうだと思いますが、緊張しすぎていると
普段上手く出来る事すら、出来なくなってしまいますよね。

ソチ オリンピックでの、浅田 真央 選手のSPの演技を例に出すまでも無く
昔から、メダル候補、優勝候補の選手が、まさかの下位に甘んじるケースは
多々ありました。



でも、こういう大舞台での緊張ならともかく...................
私の過去のケースは極端な例でした。


母親が病的とも言える神経質&神経過敏で、いつもイライラ、ピリピリしていて
私が物心付く前から、家の中はピーンと張りつめた緊張感が常に漂っていました。

更に、母は突然些細な事でブチ切れて怒ったり、突然正反対の事を言ったり。
あまりに意表を突く「なんで突然こんな所で、こんな事をいうのか???」という
事もあり、幼い時から私はいつもドキドキ、一日中緊張から解放されない生活を強
いられて来ました。


その体験は、あまりに深く刻み込まれた為、大学で一人暮らしを始めても、社会に
出てからも常時緊張している状態が抜けないどころか、歳をとる毎にかえって悪化
していきました。
しまいには感覚がマヒして、緊張している事すら感じなくなる事も。

そんな状態ですから、何をやっても、何を学んでいても、上手く行かなかったり、
信じられないミスを連発したり、なかなか上達しないのは、当然ですよね。


そんな状態も、ホ・オポノポノを続けていると、ほんのちょっぴりですが、リラックス
という状態を感じられる時が出てきました。

『リラックス』という事がこんなに気持ちの良い事とは知りませんでした!!(苦笑)

それこそ、何十年も心からリラックス出来た経験がほとんど無かったわけですから
そうすぐにはガラッと変われないと思いますので、焦らず焦らず、ゆ〜くりと
1日のうちでリラックス出来る時間を延ばして行こうと思います。

そして、過去上手く行かなかった事のいくつかも再度挑戦してみようかと考えています。
多分、リラックス出来た状態なら、もう少し上達出来るんじゃないかと思います。




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posted by うに at 21:18 | Comment(0) | ホ・オポノポノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月30日

いよいよ今度の土日開催 ホ・オポノポノ ベーシック1クラス


3ヵ月前に申し込んだ、ホ・オポノポノ ベーシック1クラス

もう、あと1週間切りました。

この3ヶ月、いろいろと気付き、気持ち&考え方の変化がありました。
多分、これも申込み直後から開始してくれるという、アメリカ本部での
クリーニング効果もあるのでしょうね。

今回の講師は、ジョー・ヴィターリ氏の著書『ハワイの秘宝』内でヒューレン博士の
友人と紹介されていた、マーヴィン・カライキ・グリーノさん。

始めて受講するホ・オポノポノ ベーシック1クラスなので、とても楽しみです!
クラスの内容に関しては、厳重に守秘義務が課せられていますので、公には出来ま
せんが、受講後どんな変化・気付きが得られたか等は書いても構わないと思います
ので期待していて下さいね。

私的には、クラス受講者した人しか手に入れられないという『12のステップ』に
興味深々です。

大きな変化や気付きのきっかけが『12の ステップ』を始めてから、という方も
多いようですので。

現時点ではまだ、申し込み受付中ですね。
4月ベーシック1クラス東京お申込み案内




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posted by うに at 20:03 | Comment(0) | ホ・オポノポノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

河合 隼雄 先生


ホ・オポノポノと深く関連がある、よしもとばなな さん。

私と世代的に近いのと、やはり一度聞いたら忘れない、その個性的な名前ゆえ
昔から、名前だけはよ〜く知っていたのですが、
ホ・オポノポノをきっかけとするまでは、全く本を読んだ事が無かったばかりか
どんな人か顔すら知りませんでした。

つい最近、ホ・オポノポノをきっかけとして、インタビュー記事や小説を読む
ようになり、すっかりその独特の世界観にはまってしまいました。


そして先日読んだ、よしもとばなな さんとの対談集『なるほどの対話』で
対談相手だった河合 隼雄さんという方を知りました。


河合 隼雄 先生は、何やら凄い経歴の持ち主で

1952年、京都大学理学部数学科を卒業。京都大学大学院に進むと同時に、
ロールシャッハテストをきっかけとして心理学を学び始め、まだ一般の日本人
にとっては海外旅行すら夢の又夢という時代の1959年にフルブライト奨学生
としてカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)へ留学。
そこで、ブルーノ・クロッパーやJ・M・シュピーゲルマンに師事して心理学を
学ぶ。

教授から大きな信頼を得たおかげで、留学期間が切れた後も助手として採用されて
ネイティブアメリカンについての共同研究に携わる。

その後、スイスのチューリッヒへ留学しユング研究所で学び、日本人として初めて
ユング派分析家の資格を得た。

それからは、プリンストン大学客員研究員、国際日本文化研究センター所長、
文化庁長官を歴任。

とまぁ、ある意味エリートなのですが、そんな凄い経歴の持ち主とは到底
思えない気さくな人柄、やさしいわかりやすい言葉で温かく包み込むような語り口。

ばなな さんが河合先生の印象を

「いつでも、隙がないのに暖かく、力強い」、
「ネイティブアメリカンの村で何よりも敬われる『歳をとった人』みたいです」

と、語られていますが、正にそんな感じです。


対談の中での河合先生のお話で、このようなのがありました。

(抜粋&要約)

例えば、不登校の子どもなど、社会復帰する際、自分を殺して社会復帰するの
では意味が無いと。
社会復帰を目標にはしていない、それをはじめから目標にしてしまうと
「いかに社会復帰するか」が最も大きな目的になってしまう。

だから、ぼくらは時々「なにも、そんなに無理して働かんでええんとちゃう」
と言う時があります。
「あなたが生きているという事が、凄い事なんだから」って。
それはそれで、凄い偉大な事だと。

時々「自分は生活保護を受けて生きていて、社会に役立っていない」と言う人
がいますが、
その人には「何を言うてんねん。あんたが、こうして僕に会いに来ているだけで
どれだけ社会に貢献していることか」。でしょ、実際。

今、現代人は、みんな「社会」病にかかっているんです。なにも、社会の役に
なんて立たんでもええわけですよ。
ただ外に出て働いているだけなのに社会に貢献していると思っている人がいる。
貢献なんてしてないですよね、金儲けに行ってるだけ。

「そんなん、別に」と僕は思ってます。

社会へ出て行くとか、だいたい社会というものが、あるのか、ないのか。
それから、なんで貢献せないかんのか、とか。
全部、不明でしょ、ほんとのとこは。
今の流行ですよ。


いやぁ、凄い人です。ここまで相手の全てを受け入れ、承認出来るとは。

ごく普通に生きている人達だって、なかなか、そのままの自分の事を丸ごと認め
受け入れる事が出来ない人が多いのですから、ましてや社会復帰出来ていない方、
生活保護を受けている方なんて、もう、自責の念で破裂しそうになっているでしょう。

世間からは、まるで工業製品の不良品の如き、無価値で存在理由が無いというような
視線や言葉にさらされているでしょうから、こうした河合先生の言葉にどれだけ
救われるか。

残念ながら、河合先生は2007年に亡くなられていますが、こうした方が又、一人でも
二人でも、.............出てきてくれたら、どれだけ多くの人が救われるでしょうね。




昔、心療内科に通った時、診てくれた医師、カウンセラーの方の態度。
まるでガラスケースの中の生き物を観察するかのような視線でした。

そこには少なくとも本当の心の通い合いは皆無。
観察して分析して、処方or対処して終わり。

でも、病院を転々として、最後に診てもらった6人目の高齢のお医者さん。
正直医師としての力量はいかがかな?という感じですが、とにかく穏やかに
じっくりと患者の話を聞いてくれる方でした。

話をじっくり聞く為に、あえて予約制を取らないようで、その為に時には
一人に30分以上かける事も多く、朝早くから行っても3時間以上待たされる事も
ありました。

朝7時半頃から開門。8時〜19時まで休み無しで診療。19時からは初診者のみの
予約診療。休みは月曜のみ。
一体いつ休んで、食事はどうしているんだろう?こちらがお医者さんの体を心配
する程でした(苦笑)

でも、おかげで話をじっくり聞いてもらえて患者さん達は心が楽になれるので
それだけ待たされるのに、いつも病院は途切れず人でいっぱい。

体を治す病院と異なり、心を治す医者は、ここまでしないまでも、もっともっと
本気で心の通った医療を目指して欲しいものです。

いくら腕が良くて、すぐに社会復帰させた所で、根本的な部分が癒されておらず
暗い顔して、息も絶え絶えになって仕事に行っているよりは、たとえなかなか
改善せず、社会に戻れなくても、その医者やカウンセラーに話を聞いてもらえる
だけで、少しでも心が軽くなれる方が、本人の幸せという面ではよっぽど幸福
かもしれません。



でも、こうした傾向は心療系の治療ばかりでも無い気がします

学校や、子育て、ペットの飼育、婚活、商売、..............

なんでもかんでもノウハウに従って、観察、分析、して結果を追い求める。

最近のペットの病気の急増も、もしかしたら、飼い主とペット間に本当の心の
交流が得られてないからだったりして???


河合 隼雄,吉本 ばなな 新潮社 2005-08-28
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posted by うに at 12:09 | Comment(0) | 心理学的な事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする