2014年02月27日

ホメオスタシス



ホメオスタシスという言葉、「恒常性」と訳されていて、
生物の内部や外部の環境変化に関わらず状態を一定に保つという機能。


例えば人間なら、気温が高くなると汗を出して放熱し、寒くなると毛穴を閉じて
(いわゆる鳥肌状態)熱が体表から逃げるのを防いで、体温を一定に保つという
機能がその一つです。

生命維持にはとても重要な役割なのですが、良い事でも悪い事でも、今までの状態
を何がなんでも維持しようという部分があるので、時にはこれがやっかいになる事
もあります。


例えばダイエット。

顕在意識の方で、「痩せた方が魅力的と言われる」、「健康に良い」。と考えても、
ホメオスタシスを司る潜在意識の方には、顕在意識の思いは全く伝わりませんから、
ダイエットを始めると、潜在意識の方では
「な、なんだ?今日はいつも食べてる量に足りてないじゃないか。もっと食べなければ」
とか「急に運動を始めたぞ???これでは脂肪が減ってしまう、やめさせなければ」と
全力で現状維持する為に、食欲を増したり、動悸や息切れをさせて運動を辞めさせたり
します(苦笑)



身体内部の作用だけでなく、広義の意味では、家族や組織、国家のような社会集団に
心理や行動と言った面でホメオスタシスは作用します。

例えば、ある家族内で父親がアルコール依存症だとします。
それが何かのきっかけでお酒をやめたとします。

普通で考えれば家族みんなが幸せになれるはずですが、ホメオスタシスが働くと奇妙
な事に、今度は家族の中の他の誰かが、父親が引き起こした事と同じような問題を起こ
してしまう可能性が高いそうです。

例えば息子が何か問題を起こしてしまうとか。

この場合、無意識のうちに息子が父親の代役を引き受けて、この家族にとって正常
だった状態へ戻す働きが起きたと。


よく、父親の家庭内暴力に耐えかねて家を出た女性が、よりによって一緒になる男性
がことごとく暴力亭主というケースがありますが。

こうした女性にとっては、不幸な事ながら、家庭内に暴力をふるう男性がいるのが、
長年の正常な家庭の形というホメオスタシスとなってしまっている訳です。



他には、宝くじとかで思わぬ大金を手にした人で、結局身を持ち崩してしまうケース
が物凄く多いそうです。

この場合は、顕在意識でいくら堅実にお金を使おうと思っていても、潜在意識的には、
突然降って湧いた大金を持つことは『緊急異常事態』ですから、考えられない程の浪費
をさせたり、普段なら騙されないような相手を信用するように仕向けてお金をだまし取
られるようにさせるのでしょう。




このように見て行くと、引き寄せの法則やイメージングの手法は、今までと異なる状態
に持っていこうとするものですから、現時点とあまりに異なる目標・願望を掲げると
ホメオスタシスの仕組みでいくと、反動として元の状態に戻そうとする働きが起きそう
ですよね。


引き寄せの法則やイメージングで、思うような現実を引き寄せられた方の中には
正に理想のパートナーと出会えたり、ビックリする高収入となったりしたあと、まるで
自分の中の何かがそれをぶち壊すような感覚で、パートナーと酷い別れ方をしたり、
お金をだまし取られたという体験談も少なからず聞きます。


こうしたホメオスタシスの働きを弱めるには、その変化をゆっくり少しずつにしていく
という方法があります。

引き寄せの法則やイメージングを行うにしても、初めは小さな目標にとどめたり
、実現に時間がかかってもいいという感じで、気が付いたらそれが自然な状態と
潜在意識に思わせるのがコツのようですね。


あるいは、やはりホ・オポノポノで負の記憶をクリーニングし、ゼロ・無の状態
に持っていくのが効果的な気がします。

ゼロ・無の状態ではホメオスタシスが戻そうとする元々の状態自体が存在しない
訳ですから戻りようが無いですしね(笑)




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posted by うに at 16:29 | Comment(0) | 心理学的な事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月24日

今この瞬間を生きる

多くの方が説いているお話ですが。

不安や悩みの原因のほとんどが、既に過ぎ去ってしまった事を、まるで今起きて
いる事のように悔い続けていたり、まだ起きていない未来の事を、思い悩む等

つまり、今、この時に生きておらず、まるで過去や未来に生きているかのような
状態が苦悩を呼び起こしていると。


コントロール出来ない過去や未来をあれこれ思い悩むより、今、この瞬間に出来る
事に没頭する、今を生きる事が一番確実に不安や悩みから解放される方法と聞きます。



とは言っても、身に染みついた、過去や未来に生きてしまう習慣を変えるのは難しい
ですよね。

私が昔、とあるセミナーで習ったワークがそれに役立ちそうだと気が付きました。

それは、例えば歩く時に、体の感覚に意識を集中してごくゆっくりと歩き
かかとが床に付いた時に「かかとが床についた」と意識してその状態や床から伝わって
くる感覚を味わうというもの。

同じ様に「つま先が床についた」⇒「かかとが離れた」⇒「つま先も離れた」
というように順番に身体感覚をしっかり味わいながら歩くというもの。


これはどんな事でも応用が効き、要は常に瞬間、瞬間で感じる身体的感覚に集中する事で
今その瞬間に『心ここにありき』と今に生きる習慣を身に着ける手助けになります。

例えば、コーヒーを飲んでいる時に、過ぎた事やこれからの予定の事で頭が一杯では、
せっかくの美味しいコーヒーの味が判らなかったり、素敵なカップなのにそれにさえ
気が付かないようではもったいないですよね。

そうした時にでも、コーヒーカップの手触りやコーヒーの香り、味等の感覚に意識を
集中する事で、「心ここにあらず」な状態から「心ここにあり」と過去や未来から
自分自身を、今この現在に引き戻す事が出来るようになります。

ふと気が付いた時に、自分自身が過去や未来に行ってしまっていたら、今感じている
身体感覚に注目してみて下さいね。




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posted by うに at 21:05 | Comment(0) | 心理学的な事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月23日

マスタリーの道

英語を習得した後は、他のヨーロッパ言語を学びやすかったり。

テニスをマスターした後は、同じようにラケットを使う球技
例えば、バドミントンや卓球を学びやすくなったり。

ギターを弾けるようになった後は、同じような弦楽器である
ベースとかも弾けるようになったり。


というのと同じように、一見簡単そうで、実は奥が深く難しいホ・オポノポノも
前もって、心を扱う手法の知識や経験があると、理解度が高まる気がします。


私がホ・オポノポノと出会い、実践を始める直前に出会った本
『達人のサイエンス―真の自己成長のために』

スピリチュアルとは全く無関係の本ですが、ホ・オポノポノをきちんと
続けて行くうえで役立つような考えが記されています。


著者のジョージ・レナード氏は長年、合気道を学んできて、又自身の道場で数多くの生徒を
教えるうちに、合気道のみならず、物事を習得していく上で、途中で辞めてしまったり
停滞したままになってしまう3つのパターンがあり
又、そうならずに長い道のりを乗り越え、更に伸びているもう一つのパターンがある事に
気付いた。


まず、途中で挫折してしまう大きな要因として『プラトー』というものがあります。
プラトーとは、学習が伸び悩んでいる時期で、学習曲線が水平になっている状態。

どんな事も始めてから、一直線にどんどん向上し続ける事はあまりないでしょう。
ちょっと上達した思ったら、すぐに長い長いプラトーの期間が訪れ、なんとか
マスターした技能も振り返ってみたらその多くの期間をプラトーで過ごしていたと
気が付くでしょう。



そのプラトーの途中で挫折してしまう3つのパターンとは。

@ダブラー(ミーハー型。心があちこち移ろいやすいタイプ)

ダブラーは新しいもの、華やかなものが大好きで、何かを新しく始めた頃は
物凄い熱意を傾ける。

それゆえ最初の急激な上達期間が訪れるとすぐ有頂天になるが、その後やってくる
プラトーに我慢ならなくなり、すぐ休むようになる。
そしてなんとか自分を正当化しようとやっきになり、これは自分には向かないとか
あれこれ言い訳を言い出す。

しかしダブラーは情熱に浸るのが大好きなので、またすぐに別のものに手を出し
同じ事を繰り返す。

ノウハウコレクターに多そうなタイプですね。


Aオブセッシブ(せっかち型。考え方が偏狭でゆとりのないタイプ)

オブセッシブは現実主義で次善の策に甘んじる事は無い。
結果のみが重要と考え、成果を手早く入れる事に専念する。

基本的な事から順番にでは我慢できず、すぐに応用や上級の事に手を出す。
しかしその凄まじい努力ゆえ、最初から凄い勢いで上達するものの、プラトーが
来るとそれを受け入れる事に耐えられず、更に努力をするがあまりに極端な慌ただしい
努力を続ける為、かえって急激な後退が訪れ、破滅的とも言える転落が始まる。

アメリカの管理職に多い現実主義者だそうです。


Bハッカー(のらりくらり型。意気地が無く熱心さに欠けるタイプ)

ちょっとでも上達のコツを掴むと、プラトーに長くとどまっても不満に思わない。
かといってプラトーの状態を受け入れる寛容さがあるのではなく、程ほどで満足し
更に良くしようとする意識は無いタイプ。
面倒な事や苦手な事を避ける逃避タイプで、学びや成長の機会を見出す事は無い。




多くの人はこのどれかに属し、その割合はだいたい均等になるそうです。
私も分野によっては当てはまりました(苦笑)



そして、忍耐を要するが確実に進歩し、ある意味それが一番の近道でもあり
王道ともいえる、もう一つのタイプが『マスタリー』

マスタリーと先に挙げた3つのタイプとの違いは練習・学習そのものさえ楽しんで
いるので、プラトーの時期に差し掛かっても、不満や焦りを感じない。

又、上達するという結果ではなく、上達するためのプロセスそのものを楽しむ。
結果や目標はあくまで通過点に過ぎず、『道』とも言える。

合気道に例えると、黒帯を取ったり、○段になる、というのはマスタリーの道の途中での
結果に過ぎないと。


何かに付けて、手軽に結果だけを求めがちな現代。

『楽してすぐ痩せられるダイエット法』
『考え方をちょっと変えるだけですぐに成功や金持ちになれる成功哲学』
『魔法のように簡単に願いがかなうスピリチュアルメソッド』

などが持てはやされ、多くの人が飛びつく状況。
私も、そうした風潮に流されないと思っていたつもりが、気が付いたら
自然と染まっていた事に、この本を読んで気付き、後ろから頭をガンと殴られた
ような衝撃を受けました!


でも、確かに良く考えれば、当たり前なんですよね。

例えば、テニスやピアノのレッスンを週一回、一回1時間だけ受けて
それ以外は全くラケットやピアノに触れもしないのに、数ヶ月でテニスの試合で
ボールを自由自在に打ち分けたり、ピアノ演奏を大勢の人前で披露できる腕前に
なれる訳がないように、やはり毎日一定時間以上続けなければ、どんな事も習得
出来なくて当然。

それはスピリチュアルな事でも同様ですよね。

なのに、どうしても手軽な魔法のような事を求めてしまいがちです。


事前にこの本を読んで、深い感銘を受けていたので、ホ・オポノポノにおいても
結果ばかりを追い求めるのではなく、クリーニングそのものに集中する事が出来、
結果や変化が起きない状態、ちょうどプラトーの期間とも言える時にでも、以前より
焦りが少なく、クリーニングをする事自体を楽しめるようになりつつあります。

こうしたマスタリーの道を歩む事が出来ず、他の3つのタイプのように結果至上主義では
結果が出ない状態でクリーニングをする事は全く時間のムダとしか思えないでしょう。

潜在意識の中の記憶がどのようになっていて、クリーニングをする事で、どのような
事が起きているのか、顕在意識では全く知る事は出来ないと、ホ・オポノポノでは
言われています。


一見何も変化が起きていないように見えるプラトーにおいても、ちょうど発芽前の種の
中のように、外見からは判らない大きな変化が、内部で起きているように、例え何も変化が
感じられない状態が長く続いていても、必ずクリーニングにおいて何かしら違いが生まれて
いるのでしょうから、やはり日々コツコツとクリーニングする事が一番重要ですね。



このマスタリーの道に関する話は物凄く奥が深く、簡単に語りきれない物がありますので
今後、何度かに分けてお伝えしていこうと思います。




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posted by うに at 07:34 | Comment(2) | マスタリーの道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする